保育園にお迎えに行くと、先生から「〇〇ちゃん、今日の給食全部食べましたよー!」
と言われるのに、家で出したごはんは食べてくれない・よく残すなんてことありませんか?

一生懸命作ってるけど、
どうして食べてくれないの、、、?

園では食べるのに、家では食べないのには
いろいろな理由が考えられます。
しっかりご飯を食べてくれないと、栄養面も心配になってしまいますよね。
この記事では、家でなかなか食べてくれなくて心配・お困りの方に、
保育園と家庭の違いと、家で食べない原因・対策について解説します。
・ 保育園では食べるのに、家で食べなくて困っている
・食事に集中してほしい、食べ物に興味を持ってほしい
・家でも食べてくれる方法を知りたい
保育園では食べるのに…家でごはんを食べない理由
園ではしっかり給食を食べてくるのに、家だと食べない理由として、
園と家庭の環境の違いが考えられます。

園では、がんばっているお友達を見て影響されたり、
お皿をピカピカにすると先生が褒めてくれるからがんばれたり。
体も頭もたくさん使って遊ぶのでエネルギーもたくさん消費し、自然とおなかもすきます。
そして家の外でがんばっている分、家に帰ってから
パパ・ママに甘えたい!!という感情がはたらいて
わがままを言いたくなってしまうことも。
でも、子どもの健康を考えて作ったごはんだからこそ、
しっかり食べてほしいし栄養が偏ってしまうと心配ですよね…
どうしたら、家でもごはんを食べてくれるようになるの?
と悩んでいるパパ・ママに向けて
子どもに、家でもご飯を食べてもらう対策をまとめました。
保育園では食べるのに家では食べない|対策6選
食べる環境を整える

意外と見落としがちな「食べる環境」。
保育園と全く同じ環境にするのはできなくても、
家でできる環境づくりのチェック項目をまとめたので、ご紹介します。
✔︎ テレビは消す
テレビやスマホから映像や音が流れていると、
どうしても意識が食事から逸れてしまいます。
食事の時間は、テレビやスマホはつけないようにしましょう。
✔︎ おもちゃは食事の前に片付ける
おもちゃが目に入るところにあると、途中で遊びたくなってしまったり、
片付けていないことが気になったりする子もいます。
食事の時間の前におもちゃは必ず片付けて、
(またはダイニングと遊ぶスペースを完全に分けて)
食事中におもちゃが目に入らないような環境にすると、食事に集中しやすくなります。
✔︎ おなかをすかせる
『空腹は最高のスパイス』とも言われるほど、
ごはんを美味しく食べるのには重要な条件となる空腹。
- おやつを食べすぎていないか
- 体や頭を使ってエネルギーを消費する遊びができたか
などを見直し、食事の時間におなかがすくように意識してみましょう。
✔︎ 決まった時間に食べる
毎日決まった時間に食べることで、子どもも体内時計がはたらきます。
ダラダラと食べるとおなかがすかない原因にもなるため、
食事もおやつも、毎日だいたい同じ時間に食べるようにしましょう。
✔︎ 足裏がつくイスを使う
足が宙に浮いていると、食事中にブラブラしてしまい、
集中力が途切れやすくなる原因になることも。
足裏がしっかり床や足台についていると、
食べる姿勢も良くなり、硬いものを噛むときも
力を入れやすくなるため、足裏がつくイスがおすすめです。
✔︎ 食器は子どもに合ったサイズを選ぶ
お箸やスプーンなどのサイズが合っていないと、途中で食べることに疲れ、
食べにくくてなかなか食事が進まない場合があります。
食事の量も多すぎると残してしまう原因になるので、
お皿のサイズも、年齢やその子が食べられる量に見合ったサイズのものを選びましょう。
はじめは少なめに盛っておいて、食べられたらおかわりする方法は、
子どもの「全部食べられた!」という達成感も得られます。
「食」への興味を促す

食べることや食材に興味が出てくると、食事の時間が楽しくなります♩
年齢や家庭の環境によってできそうなことからチャレンジしてみてください。
✔︎ 育てて収穫する体験をする
家庭でも栽培できるなすやミニトマトなどを
子どもと一緒に育ててみるのも良い体験になります。
育っていく過程で食べ物に興味を持ったり、
愛情を込めて水をやるうちに愛着も湧いたりして、
「食べてみようかな?」と思えることも。
✔︎ 一緒に料理をする
一緒に料理をするのもgood◎
- レタスをちぎる
- ミニトマトのヘタをとる
- たまごを割る、混ぜる
など、簡単でもいいのでお手伝いをしてもらうと
食べ物に対する興味が高まります。
「今日のサラダ、〇〇ちゃんが作ってくれたから美味しい!」
なんて褒めながら食べると、子どもも喜んで食べてくれて、
自ら進んでお手伝いをするきっかけにもなります。
✔︎ 食べ物に関する絵本を読み聞かせする
食べ物に関する絵本を読み聞かせするのもおすすめ。
食べ物に対する興味だけでなく、知識も想像力も身につきます。
我が家では、「おまめさん、食べてって言ってるよ〜」
など声をかけると、子どもも想像力をはたらかせて、
口に運んでくれることもあります。
大人も美味しそうに食べる

子どもは食べたことのない食材でも、大人が美味しそうに食べていると、
興味をもってくれることがあります。
子どもも「どんな味?」「おいしいの?」
なんて聞いてくることもしばしば。
まずは大人が「美味し〜!」と声に出してみる。
大人が楽しそうに食べるところを見せると、
子どもも「ひとくちちょうだい!」
なんて食べてくれることもありますよ。
そして、残さず食べることができたり、
苦手なものに挑戦したりできたりしたら、
「お皿ピカピカにできたね!」
「一口食べられたね!」
など、できたことを認めて褒めるようにしましょう。
いろいろなアレンジをしてみる

「この食材は嫌いだから」と決めつけず、
- 調理方法を変えてみる
- 自分でトッピングをしてもらう
- 切り方を変えてみる
- 盛りつけなど見た目を変えてみる
- ピクニックなど、食べる場所を変えてみる
などの工夫で食べるようになることも。

子どもが白いご飯を食べなくなってしまったとき、
トッピングをしたり一口サイズのおにぎりにしたりすると食べることもありました!
「給食レシピ」で検索すると、各地域ごとの給食の作り方もわかるので、
同じ食材でも給食の献立をまねて作ってみるのも一つの方法です。

親もポジティブな気持ちで「食」を楽しむ

今すぐにたくさん食べられるようにならなくても、
- 年齢とともに食べられるようになる
- 歯の生えそろい方やあごの発達とともに食べられるようになる
- 運動量が増えて食べられる量も増える
など、成長と共に食べられるようになっていきます。
嫌いな食材であっても8〜15回食卓に並べることで、
食べるようになるという研究もあるんだそう。*
子どもが食べなくてもイライラしたり落ち込んだりせず、
ポジティブな気持ちで食事ができるといいですね。
無理に食べさせない

一昔前は「食べ終わるまで居残り給食」なんて時代もありましたが、
今の保育園や学校で無理に食べさせられることは基本的にないと考えていいと思います。
食べる量が少なかったり、好き嫌いがあったりすると心配になることもありますが、
「食べるの楽しい!ごはんの時間が好き!」と子どもに思ってもらえることを優先してOKです。
繰り返しにはなりますが、子どもは年齢や体の発達とともに食べられるようになっていきます。
無理に食べさせず、食事の時間が楽しいと思ってもらえるといいですね。
保育園では食べるのに家で食べない理由と対策|まとめ
園では食べるのに家で食べないのは、園と家庭の環境の違いがあり、
園でがんばっている分、家では甘えたいという感情がはたらいていることが理由と説明してきました。

いくら甘えているだけと分かっていても、
栄養の不足や偏りが心配になってしまいますよね…。
家で食べない対策として、
- 食べる環境をととのえる
- 「食」への興味を促す
- 大人も美味しそうに食べる
- いろいろなアレンジをしてみる
- 親もポジティブな気持ちで「食」を楽しむ
- 無理に食べさせない
以上、6つの方法を解説してきました。
いろいろな方法がありますが、子どもは日々成長するもの。
今すぐ解決できなかったとしても成長とともに食べるようになるので、
無理せずできそうなことから挑戦してみてください!
子どもも親も一緒に楽しみながら、「食」に対する興味を深めていけるといいですね。
〔参考文献〕
*医師が教える子どもの食事50の基本|伊藤朋子