年子育児、つらい。限界( ; ; )
この大変さいつまで続くの….。
年子兄弟を連れていると、通りすがる人々に「大変だねえ。」と声をかけられることもしばしば。
子育て支援センターにいたご年配のヘルパーさんも年子育児経験者だったようで、
「がんばってね…私は、年子育児で地獄を見た…。」と言われるほど。
大変、大変と言われる年子育児ですが、いいこともたくさん!
年子育児のメリット・デメリットと乗り切り方についてまとめました。
6歳・5歳・3歳の男の子兄弟を絶賛子育て中の私が解説します。
・年子育児つらい…
・これから年子育児を迎えるけど不安。
・いつまで大変な時期が続くの…
・年子育児、乗り切り方を知りたい!!
年子の定義
「同じ母親から生まれた一つ違いの子ども」と定義されますが、
一口に”年子”と言っても、年子には3パターンあります。
わが家は2番の1学年差兄弟。
1歳半の差があります。
年子育児|メリット
子育てが落ち着くまでが一気!
手のかかる時期がまとまっているので、なんといっても大変な時期も一気に終わる!
当時は必死ですが、気がついてみれば過ぎた嵐。
下の子が生まれてからしばらく大変だったことは確かですが、記憶があまりありません(笑)
上の子の服やおもちゃなどのおさがりをそのまま使えるうえ、育児の経験をすぐに下の子に生かせるため効率的です。
上の子が赤ちゃん返りしにくい
一般的に、(上の子との年の差が大きく開いている場合を除いて)
2歳を過ぎると年齢の差が近いと赤ちゃん返りをすると言われています。
しかし上の子がまだ小さいうちに下の子が産まれることで、
理解できる年齢になった頃にはもう下の子がいる生活が当たり前になっているという感じです。
わが家の年子兄弟も1歳半の差ですが、上の子の赤ちゃん返りはありませんでした。
一緒に遊んでくれるようになる
年子に限らず、年の近い兄弟は、子どもだけで一緒に遊んでくれる時間も増えてきます。
わが家の場合は、下の子が2歳を過ぎた頃くらいから、上の子と2人で遊んでくれるようになりました。
四六時中「遊んで!みてみて!母ちゃん、母ちゃん!」といった様子だった上の子でしたが、
下の子と2人で遊ぶ時間ができてからは、少し手が離れるようになりました。
喧嘩をすることも多いですが、それでも2人で遊んでいる姿はとても可愛くて癒されます♩
現在、わが家の小1・年長の男子2人は、励まし合ったり、
共通の話題(主にポケモン)で盛り上がったりしながら日々成長中です。
年子育児|デメリット
とにかく忙しい
下の子が生まれてからは、本当に忙しくて「阿修羅になりたい(手がいっぱいほしい)…」と思いながら過ごしていました。
- 下の子の出産後すぐに、ボロボロの体で数時間おきの授乳やおむつ替えの生活
- さらに上の子もまだ小さいため、まだまだお世話が必要
- 普段の家事に加えて、離乳食作りも始まる
- 授乳期間がやっと終わったと思ったら、よちよち歩き回る下の子から目が離せない期間がしばらく続く
- 2人のお昼寝の時間がなかなか揃わず、毎日の家事をこなす時間を見つけるのも大変
(…大変なことは数知れず、書いていると止まらないので、ここで辞めておきます。)
下の子のマタニティ期間から、上の子のお世話が必要でなかなか休む暇もなく
下の子が生まれてからは自分の寝る時間を削って家事育児をする生活。
生きていることがやっとな毎日を送っていました。
我慢させてしまうことが増える
我慢を覚えることも成長する上で大切ですが、どう頑張って、どう段取りや工夫をしても、
母親1人では手が足りないということが度々起きます。
上の子が、自分のことを自分でできるくらい成長していれば話は別ですが、
年子だと、まだ上の子も幼く手がかかる時期に、下の子も手がかかります。
上の子1人だったときは、泣いたらすぐに抱っこしてあげられたけど、上の子のお世話でてんやわんやしているときは、
下の子はそのまましばらく抱っこしてあげられず、泣かせっぱなし…なんてこともよくありました。
経済的な負担が重なる
出産費用やベビー用品、入園にかかるお金、そして一番金額が大きいものでは大学などの学費…と出費が連続します。
年が少し離れていれば、下の子に回せるベビーカーや園や学校で使う用品も、場合によっては2セット購入しなければいけないことも。
お金がかかるポイントを把握して、お金が必要なタイミングに困らないように計画が必要です。
いつまで続く?年子育児の大変さ
今は慌ただしい毎日でも、落ち着くタイミングがいくつかあります。
- 下の子がまとめて寝てくれるようになるタイミング
- 上の子(3歳前後)がひとりでトイレをできるようになったタイミング
- 上の子(3・4歳ごろ)が入園するタイミング
他にも、「ごはん食べさせて」と言わなくなったり、自分で着替えするようになったり。
今は、全てにおいてママ・パパの手が必要な部分でも子どもの成長とともに必ず手が離れていきます。
子どもを預けて家事や仕事に集中できる「子どもが入園するタイミング」が
ひと段落つくタイミングと言えそうですね。
よし!とりあえず上の子が3歳まで、がんばるぞ!!
…がんばる…けど…(長すぎる……。)
成長とともに楽になることは分かっていても、
- 目が離せない下の子がやっと寝たと思ったら、上の子は構って欲しくてなかなか家事が進まない
- 上の子をトイレに連れて行かなきゃいけないけど、下の子がギャン泣き…
- 下の子を授乳しているときに、上の子がイヤイヤして泣いている
という毎日の繰り返しだと、体力的にも精神的にも疲れてしまいますよね。
そこで私が実際に、年子育児の大変な時期を乗り切った方法を紹介していきます。
壮絶!年子育児|乗り切り方3選
とにかく人に頼る!
「辛い…」「年子育児、もう限界…」と感じたときすぐに、親などに頼れたらいいですが、
近くに頼れる人がいない場合は、家事代行や食材の宅配サービスがおすすめ。
お金はかかりますが、ママが一人でがんばりすぎて精神が崩壊する前に
ぜひ一度試して欲しいサービスです。
- 妊娠中のつわりがひどい期間だけ
- 下の子がまとめて寝てくれるようになるまで
- 大変な時期が落ち着くまで週3回だけ
- 上の子が入園するまで
など、期間などの条件付きで利用してみると気が楽かもしれません。
家庭ごとにサービス内容や利用頻度がマッチするところを探すと◎
時短家電を使う
家事は一つ一つにかかる時間は短くても、子どものお世話をしながらだと家事効率が悪くなりがち。
猫の手も借りたいほど大変な年子育児、使えるものは使って乗り切りましょう!
など、放っておいても家事を進めてくれる家電が便利です。
ママがお仕事に復帰するタイミングや、用事があってお出かけしたい日でも、
家事を代わりにやってくれるので、これから先の生活も楽にしてくれること間違いなし!!
便利グッズを活用する
子育てに役立つ便利なベビーグッズや、時短グッズ。
使うことで子どもや自分のストレスが減るなら、買ってみる価値アリ!
- 食事は、ベビーフードや冷凍の食材を上手く利用する
- 心地いい揺れで、下の子を眠りに誘ってくれる電動ハイローチェア
- 別の部屋からでも見守れる、ベビーモニターを設置する
- お風呂上がりは、ぱぱっと被せて乾かす時間を短縮してくれるタオルキャップを使う
ただし、ベビーグッズなどは使用期間が短いものもあるので、
お値段が張るものはレンタルを検討するのもオススメです。
年子育児で大切なこと
下の子よりも上の子を優先
年子兄弟(6歳・5歳)を育ててきて大切だと思うことがあります。
それは、上の子を優先すること。(もちろん下の子も大切ですが)
「下の子が泣いていると可哀想」「喧嘩をしたら上の子を叱ってしまう」
など、小さい子のほうが可愛く見えてしまいがちです。
(私も、上の子が可愛く思えなくて悩んだ時期もあります…)
でも、今まで自分だけのママだった人が急に赤ちゃんに付きっきりになってしまうことで、
寂しさを感じて構ってほしさから悪いとわかっていることをあえてしてみたり、
ストレスを下の子に向けてしまったり、なんてことも。
わが家では身の安全さえ確保できていれば、下の子が泣いていても、上の子を優先するようにしました。
今では、長男は頼もしいお兄ちゃんに成長して、
よく自分からお手伝いもしてくれます!
『カンペキは無理!』割り切る気持ち
私は『育児にカンペキなんてない』と考えています。
どちらかというと1人目出産後は、「私がお母さんなんだから、なんとかしなくちゃ!」と思っていましたが、
その考え方が自分の首を絞め、プレッシャーから一時産後うつのような精神状態になった経験も。
おもちゃを出しっぱなしの日があっても、子どもと寝落ちする日があっても大丈夫。
(疲れている日は、テレビに子守りしてもらって、
子どもの前で堂々とお昼寝できる図太さを身につけました。笑)
疲れたときは、テレビやYoutubeもうまく利用して、子どもの前でできるだけ笑っていたいなと思っています。
ときには息抜きも大事
子どもが生まれてからは、自分の時間なんてないママも多いのではないでしょうか。
でも、親だって人間。リラックスすることだって大切です。
できることなら、ときには子どもを預けて、一人の時間を過ごすことで息抜きになります。
私が、子どもと離れるのが心配で美容院さえ行かない時期もありましたが、
思い切って預けてみると思わぬ子どもの成長が見られることもありますよ。
(今は私も、夫に子どもを預けて出かけることがありますが、
子どもだけでなく夫も、少しずつ父親として成長しています。笑)
年子育児|まとめ
年子育児に限らず、子育ては目が回るほど大変。
「つらい。もう無理…」と思ったら、一人でがんばりすぎている証拠です。
- 人やサービスに頼る
- ほったらかしで家事を進めてくれる便利家電に頼る
- 育児の助けになる便利グッズを活用する
- ときには息抜きする
カンペキにはこだわりすぎず、頼れるものに頼って乗り切りましょう。
今は大変な年子育児ですが、子どもが一人ずつ順番に入園していくにつれて、確実に少しずつラクになっていきます。
メリットも多い年子育児。上手に息抜きしながら年子育児を楽しめるといいですね。